バーニー・サンダース米上院議員(民主党、バーモント州)は15日、過去10年分の納税申告書を開示した。初めて大統領選に出馬した後の2016年と17年は、年収がいずれも100万ドルを超えていたことが分かった。サンダース氏と妻のジェーン・オメーラ・サンダース氏は18年の調整後総所得が56万1293ドルで、14万5840ドルの連邦税を支払っていた。実効税率は26%だった。サンダース夫妻の17年の調整後総所得は110万ドル超、16年は100万ドル超だった。これはヒラリー・クリントン氏と争った民主党予備選について記した著書「アワー・レボリューション」からの印税などが一因で、同氏の陣営によれば本は5カ国語に翻訳されている。