55歳退職で本当に70歳の残金2500万円?
独自シミュレーションが甘い可能性も

 会社のライフプランセミナーを受け、家計プランを計算したCさん。60歳定年で試算した結果、資産がかなり残るため早期退職ができるかどうかのご相談です。

 Cさんがご自身でシミュレーションした結果、55歳退職で70歳時点の残金が2500万円、53歳退職なら1500万円となったようです。ご自身でシミュレーションされたことは素晴らしいことですが、その結果と部分的なデータしか記載がありません。したがって、推測を交えた上で回答することをご承知おきください。

 Cさんは現在50歳ですが、働きすぎた結果、45歳頃から精神的に疲れており、会社に行くのがつらい状況とのこと。行間からとてもおつらい状況がひしひしと伝わってきます。可能な限り早期退職していただきたいと思いますが、Cさんのシミュレーション見る限り、厳しいと言わざるを得ない状況です。

 早期退職の時期によって、70歳時点の残高は1500万円~2500万円と書かれている上、長期計画は厳しめに見積もっていると記載があります。一見問題なさそうですが、夫婦で旅行する年100万円の予算などは組み込んでいないという記述が気になります。なぜなら、一時的な予算が老後資金の大きな鍵になるからです。

 2人のお子さんの教育費と家のリフォーム資金(修繕費)はシミュレーションに組み入れているので問題はないでしょう。また、車は今後の購入予定は「なし」と書かれているので、これも問題ないと思われます。しかし、住んでいるところが田舎であることから、車は生活の足として必需品のはず。かつ、Cさんの年齢を考えると、少なくともあと1台(現在3台所有)は買い換えの可能性がある気がしてなりません。