【ワシントン】ホワイトハウス幹部と米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が3日、政策金利の水準を巡り、公然と対決姿勢を鮮明にした。雇用は力強い伸びが続き、失業率が歴史的な水準に下がる中、FRBとトランプ政権の間で経済運営を巡る対立が一段と先鋭化している。  ドナルド・トランプ大統領は4月30日、FRBに利下げを要求していたが、この日はマイク・ペンス副大統領とローレンス・クドロー国家経済会議(NEC)委員長も米経済のエンジンは一段の燃料を燃焼できる余力があるとの認識を示し、トランプ氏に続き利下げを求めた。