【プチ完璧主義な人の傾向(2)】
「収納用品で失敗&損をしたくない!」

 最近、「収納用品を100円ショップで探す」方が多くいらっしゃいます。コストを抑えることは大切ですし、最近の100円ショップに優秀な収納用品が増えているのも事実です。しかし、安く済ませることだけを目的にして、結局収納がうまくいかなくなるケースが時折見られます。

 例えば、同じような大きさのカゴや箱ばかりが増えて床に広がり、部屋が手狭になるケースです。片づかないと悩む方のお部屋の約半数が「入れ物はあるけど定位置になる家具がない」状態です。そこで、100円なら気軽に試せるし、失敗しても許せる。けれど、値の張る収納用品を購入して失敗したくない、今しか使わないであろうものにまとまったお金を使うのは損だ、という心理が透けて見えます。中には、「処分するにもコストが掛かる」と先の先まで読み過ぎて、100円の収納用品さえ買えず、動けなくなる方もいらっしゃいます。

 こういった状況に陥るのは、「“失敗”の定義が曖昧」だからです。

 収納は、マイナーチェンジを繰り返して、常にその時のベストに沿った形に変化させ続けるものです。アレンジが利かない状態で不便なまま何年も使い続けることが何よりの損失であり、失敗といえます。

 そこでおすすめなのが、棚板の高さなど、設定の自由度が高い収納家具を選んで購入することです。カラーボックスやメタルラックなどのオープン収納は、お部屋の中に置いて使うだけでなく、納戸やクローゼット、押し入れなどの広い収納空間を区切って使うこともでき、想像以上に長く活躍してくれます。

 それでも不安なのであれば、収納空間のアレンジに詳しいプロのアドバイスを仰いでみるのもおすすめです。今と数年後の収納アレンジ、家具の使い替えイメージがつかめれば、より安心して一歩が踏み出せると思います。