都道府県魅力度が上昇した都道府県は?この5年で魅力度をアップさせた都道府県とは? Photo:PIXTA

 毎年、発表されるたびに大きな注目を集める「都道府県魅力度ランキング」。例年、北関東3県を中心とした最下位争いから目が離せないが、近年、各都道府県は地場産品などを活用した地方創生の取り組みによって、魅力度アップのために力を尽くしてきた。

 では、2014年から18年までの間で「魅力度」を大きくアップさせたのは、どの都道府県なのだろうか。2014年~2018年版のブランド総合研究所の調査から、「都道府県魅力度アップ率ランキング」を明らかにしていこう。

 このランキングは、47都道府県と国内1000の市区町村を対象にした、認知度や魅力度、イメージなど全84項目からなる『地域ブランド調査』(ブランド総合研究所実施)によるもの。同調査の2018年度版と2014年版における、各都道府県の「魅力度」を比較することで魅力度の上昇率を割り出し、上昇率ランキングを作成した。

都道府県魅力度上昇率ランキング
福井県、群馬県、宮崎県が上位に

 まず「都道府県魅力度上昇率ランキング」1位は、18年度の魅力度ランキング39位の福井県となった。14年は魅力度が8.9点(45位)だったが、18年は13.3点と4.4ポイントアップ。5年で49%も魅力度がアップした。

 2位は18年度42位の群馬県で、魅力度は14年の8.8点(46位)から3ポイント伸ばして11.8点、上昇率は34%となった。

 3位は18年度20位の宮崎県で、魅力度は14年の14.3点(25位)から4.5ポイントアップの18.8点、上昇率は31%だった。