【ワシントン】米議会で16日に行われた大手IT(情報技術)企業に対する公聴会では、IT企業の影響力に対する懸念が噴出し、共和・民主両党からは、代表者が出席したIT大手4社の事業内容やその拡大計画について、規制当局による監視を強めるべきだとの声が上がった。  上院銀行委員会などで同日に3件開かれた公聴会では、フェイスブックが計画する仮想通貨「リブラ」やグーグルの検閲疑惑に加え、フェイスブックやグーグル、アマゾン、アップルが競争を阻害しているという批判が集中した。