★大量に保存したいなら(その1)…天井高を利用して壁面全体を書架にアレンジ
 リビング・廊下・納戸などに、天井まである大きな本棚を設置して、手持ちの本を一括収納する方法です。

・メリット:たくさん所有できる/好きな本に囲まれる幸せを味わえる/必要な本がいつでも取り出せる
・デメリット:圧迫感が出る/壁全体に背表紙の文字が見えるので落ち着かない空間になる/本の重みで床が沈む恐れがある

★大量に保存したいなら(その2)…グッズを利用して棚の奥行きを活用
 カラーボックスや奥行きのある本棚に、100円ショップなどで売っているブックスタンドを足して、収納量を増やす方法です。

・メリット:手軽に収納量を増やせる/二重に収納しても奥の本が隠れない
・デメリット:二重収納には変わらないので、奥の本を取り出す手間がかかる/本の大きさを考えて場所を決めなければならない

100円均一のブックスタンド100円ショップで購入したブックスタンド(写真左は本を置く前、右は本を置いた後)。上と下で二重に収納ができるが、奥の本の背表紙が見えるというメリットも Photo by sea

★コレクションを楽しむなら…ディスプレイラックでギャラリー化
 リビング・寝室などに、おしゃれなディスプレイラックを設置して「(3)コレクション兼インテリア」本を中心に収納する方法です。

・メリット:見せたいものと隠したいもののコントロールができる
・デメリット:見えない分、収納したものの内容を忘れやすい/量をさばけないのであくまでコレクション専用のもの

ディスプレイラックディスプレイラックを活用すれば、見せたいものと隠したいものをコントロールできる

★保存と割り切るなら:ブックコンテナや段ボールに詰める
「(4)保存資料」にあたるものを、とにかく処分を避けられればOK、という判断のもと、納戸の奥やクローゼットの隅などに逃がす方法です。

・メリット:家の中のデッドスペースを利用して保管できる
・デメリット:こうしてしまい込んだ本は、ほとんどの場合、日の目を見ずに何年もたってしまう

 この他に、収納先としてマガジンラックなどもありますが、本や雑誌が日々かなりのスピードで増えていく人にはおすすめしません。すぐにパンクしてしまい、使いこなすのはかなり難しいでしょう。

 今回は本の整理術3つのポイントをお届けしました。紙の本が好きな人には、常にスペースとの葛藤がついて回るものですが、「本を持っているだけ、捨てないだけで、気軽に眺めたり手に取ったりすることができない」という状況は悲しいものです。本に囲まれる幸せを常に感じられるような、みなさん自身にしっくりくる収納ルールをぜひ見つけて実践してほしいと心より願っております。

(家族の片づけコンサルタント sea<しー>)