朝は王様のように、
昼は貴族のように、
夜は貧者のように食べよ
以前、テレビ番組の収録でいらした若いスタッフの方が、「奥村さん、毎日朝からこんなにたくさん召し上がるんですか!」とビックリしていました。
若い人には朝ご飯を食べないか、ごく簡単に済ませてしまう人も多いそうですが、朝こそたっぷり食べるべきです。
私たちの時代は、朝ご飯を抜くなんてことは考えられませんでした。
朝からきちんと食べて一生懸命働く。
その習慣がずっと続いています。
西洋のことわざには、「朝は王様のように、昼は貴族のように、夜は貧者のように食べよ」という教えがあるそうです。
私の食生活は、まさにそれ。朝は王様のようにたくさん食べています。
これから新しい1日が始まるのですから、精一杯頑張れるように食べておかないといけません。
これだけの食事を一口ごとに噛んでよく味わいながら、30〜40分かけて食べています。
よく噛まないと消化も吸収も悪くなるし、食べ物に感謝しながら食べていたら、ロクに噛まないで飲み込むようになんて食べられません。
若い人が朝食を抜くのは、時間がないからだそうです。
その点、お年寄りは自然に早起きになるのですから、自分で調理して、ゆっくり味わって食べる余裕がありますよね。
(次回へ続く)