企業がデジタルメディアを活用して発信する情報を、消費者はどう見ているのか。掲載情報(コンテンツ)の好感度が高い企業では、丁寧なコミュニケーション設計が行われていた。特集「ウェブサイト価値ランキング2019」(全5回)の#3では、企業の取り組み内容とともにお伝えする。(トライベック・ブランド戦略研究所・後藤 洋、平井郷子/ライター・高橋 学/ダイヤモンド編集部・笠原里穂)
ディズニーは
サイトも夢の国
企業ブランドの向上や顧客ロイヤルティーの向上に対する動きが活発だ。企業は消費者とのコミュニケーションにデジタルメディアを活用することはもちろんだが、コミュニケーションの質を上げるために、ウェブサイトのスマホ対応やコンテンツの充実、さらにはアプリやSNSでのコミュニケーションをどう組み合わせることが最適なのかを模索している。
そこで、このデジタルメディアを使ったコミュニケーションにおいて最も重要と思われる掲載情報(コンテンツ)にフォーカスし、その好感度についても調査した。
結果は次の表にまとめたように、1位が東京ディズニーリゾート、2位花王、3位ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと続く。