その結果、5社が通期純利益予測の下方修正に追い込まれた。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング&サービス、電動化)関連の先行投資が重荷になっているところへ、中国やインドなど新興国市場の減速が直撃したのだ。

 傘下のサプライヤーが軒並み下方修正に追い込まれる中、トヨタが絶好調(同期の売上高15兆2856億円、純利益1兆2750億円ともに上半期で過去最高)という結果には「ケイレツ搾取」という批判を免れない。

 だが、世界的な自動車販売の不振にもかかわらず、トヨタが一人気を吐いていることが、サプライヤーの救いになっているのも事実だ。

 トヨタと対照的に、欧米の完成車メーカーの多く(ゼネラル・モーターズ、FCA〈フィアット・クライスラー・オートモービルズ〉、フォード・モーターなど)は19年7~9月期に前年同期比で減収減益となっている。