新規開拓するアラフォー
アニメとマンガアプリが宝の山

 マンガ好きなアラフォーは随所にアンテナを張り巡らしている。マンガをよく読むあるアラフォー男性は「アニメとマンガアプリがいい」と語った。

「アニメ化された作品は人気があってそうなったのだから、原作の面白さがある程度保証されている。アニメの1話を見て原作を読み、その後大人買いすることもある。

 マンガアプリは、アプリにもよるが大体の作品が、『1日何話まで』という縛りこそあれ、無料で読める。過去の名作や新進気鋭の作品が一緒くたになっている世界で、たまにものすごく面白いと思えるマンガに出合えることがある。

 アニメとアプリきっかけで知って原作も面白かったのは、最近だと『BEASTARS』(『週刊少年チャンピオン連載』)。擬人化された肉食・草食動物が織りなす青春群像劇、というとありきたりだけど、まあとにかく話が面白い。キャラもみんな魅力的。

『堕天作戦』(『裏サンデー』および『マンガワン』にて連載)は相当衝撃的だった。いろんなマンガを読んできて、衝撃的な展開や描写にある程度慣れっこになっていたつもりだったけど、このマンガは新たな衝撃を次々にぶち込んでくる。

 衝撃的つながりで、『メイドインアビス』(『WEBコミックガンマ』連載)も。絵柄はかわいいが内容はえぐい。世界観が作り込まれているので冒険のワクワク感が広がる。

『おおきく振りかぶって』(『月刊アフタヌーンKC』連載)は原作もアニメも面白い。野球マンガだけど、従来の野球マンガではスポットライトが当たってこなかった部分が細かく描写されていて、それもこの作品の魅力のひとつ。あと青春模様が素晴らしい。

 他にも面白かったマンガはいくつもあるけど、今パッと浮かんだのはこれくらい」(36歳男性)

 ジャンプ黄金期に育った世代とはいえ、さすがにアラフォーまで年を重ねると少年の頃、どストライクだった少年マンガよりかはもう少し大人向けのマンガを好むようになるらしい。とはいえマンガの面白さは時代を通じて不変であり、それには創作サイドの日夜の努力と、これを支えるマンガ大国日本の文化的土壌があってこそのものである。

 大人になってからマンガを読まなくなった人は、余暇にVODで映画を見るのもいいが、たまにはマンガを当たってみるのもいいだろう。面白い作品に出合えた時の興奮は、少年の頃感じていたそれとなんら遜色ないものである。