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欧米で大流行している電動キックボード。日本ではまだ乗れる場所は限られるが、記者はこのほど千葉県で行われた試乗会や、埼玉県内の有料シェアリングサービスで電動キックボードの乗車を体験。特集「来るか!?電動キックボード旋風」(全5回)のVol.2では、公道を走って分かった率直な感想をレポートする。(ダイヤモンド編集部 竹田幸平)
東京モーターショーで大人気の
最新モデルに公道で初乗車
千葉県市川市の道の駅いちかわ。この地で12月中旬、ドイツ発祥の電動キックボード事業者Wind Mobility(ウィンド・モビリティ)の体験試乗会が開かれた。今年秋の東京モーターショーで日本初披露され、人気を集めた最新モデル「WIND3.0」で公道を走行できる初の機会。「週刊ダイヤモンド」新年合併号の締め切り真っ最中でたまりまくった仕事を尻目に、リフレッシュだと言い聞かせて現地に駆け付けた。
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昼すぎに到着後、試乗に当たって早速スタッフの説明を受ける。「電動キックボードは法律上『原動機付自転車』の扱いとなるため、原付の運転免許やヘルメット装着が必須です。また車体にはナンバープレートを付ける必要がありまして……(略)」。ということで、まずは運転免許証を見せた。