深刻な薬物依存の実態

 そして過去の人になったとはいえ、ある意味で2人以上に衝撃だったのは田代まさし被告の事件だったかもしれない。

 計約7年間服役し、薬物依存者向けのリハビリ施設「日本ダルク」でリハビリプログラムを受けながらスタッフとして活動。

 一般の方々に「更生した」「よくぞ乗り越えた」と称賛されていたが、昨年、覚せい剤や大麻の所持で逮捕、起訴された。

 2月13日、初公判で昨年1月にダルク職員を辞職していたことを明かした。そして、反社会的勢力と接触を持つようになり、同8月に再び覚せい剤に手を出すようになったと説明した。

 検察側は同日の論告で「薬物の依存は顕著。真摯(しんし)に反省しておらず、再犯の可能性は高い」として、懲役3年6月を求刑。仙台地裁は懲役2年6月、うち6カ月を保護観察付執行猶予2年を言い渡した。

 一度薬物依存に陥ってしまうと「再犯の可能性が高い」という指摘は、田代被告に限ったことではない。

 瀧さん、沢尻さんも治療とリハビリに取り組んでいるはずで、再び手を染めないよう周囲のケアとフォローが重要なのは言うまでもない。