泥臭く努力することも「美」

──では、「本当の美しさ」とは、どこに宿るものなのでしょうか。

山口:本当の美しさは、内面からにじみ出るものだと思います。
たとえば「泥臭く努力する」ことも、ひとつの「美」だと思うんです。
「泥臭い」というと、洗練されていないとか、やぼったいようなイメージがあると思いますが、一流と言われる女優さんは、裏で多くの努力をしますよね。
化粧もせず、汗を流し、髪を振り乱し、ただ、素晴らしいものをみなさんに見ていただくために稽古をする。
見た目は美しくないけど、そこには「やる覚悟」があって、目や体からあふれ出ている覚悟が美しい。
そして、外見を整え、表舞台に出たとき、努力した分、キラキラ輝き、無駄のないスマートな表現ができるんです。
「やるという覚悟」を何度も繰り返した結果、成功がある。

「キラキラしたオーラとはどうすれば出るのですか?」とよく聞かれるのですが、それは細胞の奥からにじみ出るもの
年齢とともに女性としての肉体は滅びるかもしれないけれど、経験から得た精神的な余裕により内面からあふれ出すものなのかなと、私は確信しています。

これが「美の正体」であり、「自信の本質」じゃないかなと。


ウォーキングを通して、女性の美しさと向き合い続けてきた山口マユウさん。

初の著書『医者が絶賛する歩き方 やせる3拍子ウォーク』が発売たちまち話題を呼んでいます。

美しい歩き方や、やせる歩き方のすべてが凝縮されている画期的な本作。
外はもちろん、テレビを観ながら、家の中でできるメソッドも濃縮されています。

何か変わるきっかけがほしいという方に、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。

(次回に続く)

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