米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーの動画配信サービス「Disney+(ディズニー・プラス)」は、外出制限令の広がりで登録者が大きな押し上げ効果をもたらしている。ただ、リリース予定だった大型作品は新型コロナウイルスの感染拡大によって制作停止に追い込まれた。ディズニーは登録者の注意をそらせまいと、一部の映画大作のリリースを前倒ししている。スター・ウォーズ映画シリーズの最新作「スカイウォーカーの夜明け」は、ファン向けイベントの一環として予定より2カ月早く配信される。同社はバックカタログ(過去の作品)も掘り返し、今週に入り1971年のミュージカル映画「ベッドかざりとほうき」や1990年代の人気作品「天使にラブ・ソングを ~シスター・アクト~」を視聴者に推薦している。