志望業界を決めるための1つの質問

今回は志望業界を決める際に知っておきたい、
重要な自己分析のポイントをお伝えしていこう。

まず、結論から言おう。

志望企業を選ぶ際は
「きみが社会(企業)にどんな影響(価値)を与えたいか」を考えることが大切だ。

「社会に出る」とは、きみたちが社会に価値を提供することだ。
その対価として給与をもらうことになる。お金を得る側になる。

今は、お金を払って大学で学んでいる。

つまり、学生の立場とは、真逆になるのだ

学生の「立場」で会社選びをおこなってしまうと…

現在は学びたいこと、体験したいこと、会ってみたい人など「得たいもの」に熱中していると、それだけで大人からほめてもらえる。
「向上心があるね」「積極的でいいね」など。
「得ようとする姿勢」そのものが評価されるのだ。

しかし、社会に出るとそうはいかない。
今後は与える側になるからだ。
このことに気づくことが大切である。

「与える側になるのだ」という視点がないと、
 ・ブラック企業ではないか
 ・海外駐在はさせてくれるか
 ・給与はよいか
 ・会社の名前の知名度は高いか
 ・福利厚生はどのくらい充実しているか

といった「自分が得られるもの」ばかりにフォーカスして就職活動をしてしまう。

そうなると、よりよい「条件」を探すことになり、「もっとよい条件のところを」となってしまう。
いつまでたっても、志望業界や志望企業を決めることができないのだ。