伝えるべきポイントを模索する
高校や大学でも、Aさんは同じような経験をしてきた。
結果に執着することと誠実さを両立することが、Aさんの成功パターンである。
そして、これまでの経験と成功パターンを、金融業界の無形商材の営業という仕事で生かしていきたいと考え、自身をアピールしていった。
Aさんは自分の過去の経験の中から「再現性」のある成功パターンを見つけ出し、それを言語化した。
さらには、社会人になってからもそれらの経験を活かして活躍できることを伝えた。
まさしくこれが、就職活動における自己PRのひとつのやり方である。
「一緒に働く価値があるかどうか」を伝える自己PR作りに、ぜひ挑戦してほしい。
自分という人間を企業の採用担当者に魅力的に感じてもらうために、伝えるべきポイントはどこにあるのかを模索しながら、準備を進めていこう。
※次回は「志望動機に書くべきことと、書いてはいけないこと」について解説する。