米北東部の諸都市を壊滅状態にした新型コロナウイルスが、現在は南部と西部の諸州で感染者を急増させている。しかし状況は以前とは異なっている。若い人々が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で苦しんでいるのだ。ロックダウン(都市封鎖)の実施期間が短かった諸州は、人々にソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)やマスク着用を求めるのに苦労している。多くの人々は、いつもの夏と同じ行動をとっているようだ。保健医療分野の当局者らは、感染急増の場として、これまでのような介護施設ではなく、バーやホームパーティーについて警告している。病院に詰めかけているのは、重症化しやすい高齢者だけではない。20代から40代の人々も含まれている。
米南部・西部のコロナ感染者急増、NYと異なる傾向
フロリダ・アリゾナ・テキサスで「いつもの夏」過ごす若年層に広がる
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