「利回り計算金融電卓」を使えば、
目標とするべき運用利回りが瞬時にわかる!
次に「利回り計算金融電卓」をタップします。「運用利回り」タブで必要な数字を入力すれば、目標とするべき運用利回りがすぐに分かります(下図)。
太田さんはどんな結果が出たのでしょうか?
計算してみたところ、目標達成に必要な年利回りは5・8%となりました。こうして出てきた目標利回りに応じて適切な投信を見つけることが、その人にとっていちばん望ましい資産運用の方法になります(下図)。
これでようやく、資産形成タイプのあなたの目標利回りがわかりました。
モーニングスター株式会社 代表取締役社長
1966年生まれ。1989年慶應義塾大学文学部卒。銀行、証券会社にて資産運用助言業務に従事した後、95年米国イリノイ大学経営学修士号取得(MBA)。同年、ソフトバンク株式会社財務部にて資金調達・資金運用全般、子会社の設立、および上場準備を担当。98年モーニングスター株式会社設立に参画し、2004年より現職。第三者投信評価機関の代表として、常に中立的・客観的な投資情報の提供を行い、個人投資家の的確な資産形成に努める。
主な著書に、『「つみたてNISA」はこの7本を買いなさい』『一生モノのファイナンス入門』(以上、ダイヤモンド社)、『「iDeCo」で自分年金をつくる』(祥伝社新書)、『お金の未来年表』(SB新書)など多数。