今回、ワースト10に旅行会社が計4社入った。4位のベルトラ(サービス)は98.9%減の1100万円(純損益は5億0900万円の赤字)。海外旅行の現地体験ツアーを、オンラインで予約するサービスを手掛けている。

 5位のKNT-CTホールディングス(サービス)は97.0%減の33億円(同98億円の赤字)。近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが、2013年に統合して発足した旅行大手である。

 10位のHANATOUR JAPAN(サービス)は94.6%減の1億0700万円(同5億1000万円の赤字)。同社はインバウンド専門の旅行会社だ。新型コロナの影響で旅行需要が国内外とも激減し、各社は窮地に立たされている。

 レジャー関連の企業も、需要の蒸発に見舞われている。2位の御園座(サービス)は、名古屋市の老舗劇場である。4~6月の公演がなくなったことで、売上高は99.4%減のわずか400万円(同2億円の赤字)に。東京ディズニーリゾートやホテルを休業したため、8位のオリエンタルランド(サービス)は94.9%減の61億円(同248億円の赤字)。

 このほか、ワースト10に入った企業を挙げておこう。3位のウェルス・マネジメント(不動産)は売上高が99.3%減、6位のRVH(サービス)は96.8%減、7位のKudan(情報・通信)は96.2%減、9位のレッド・プラネット・ジャパン(卸売業)は94.9%減となった。いずれも純損益は赤字である。

 なお、今回のランキングの完全版では、売上高が前年同期比で20%以上減少した866社を掲載している。コロナ禍で実害を受けている企業がよく分かるので、ぜひチェックしてほしい。

(ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕)

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