ユルゲン・クロップ――サッカー好きならその名を知らない人はいないだろう。2019/20シーズンで、リヴァプールFCをプレミアリーグで初優勝に導いた監督であり、プレミアリーグ年間最優秀監督賞を受賞した人物だ。以前は、香川真司が在籍していたボルシア・ドルトムントのチームを率いており、ブンデスリーガで2度の優勝に導いた経験を持つ。名実ともに、世界最高の監督を支える技術に、「ライフキネティック」が大きな役割を果たしている。
『Life Kinetik® 脳が活性化する世界最先端の方法』の発売を記念して、ライフキネティック考案者ホルスト・ルッツ氏がインタビューした内容を紹介する。
ユルゲン・クロップ氏は
なぜライフキネティックを採用したのか?
ライフキネティックとの出会いは、ここ数年で起きた最もエキサイティングな出来事だった。テレビを偶然見ていて、またありきたりの情報番組だと思ったんだけど、その日は違ったよ。
ホルスト・ルッツ(『Life Kinetik® 脳が活性化する世界最先端の方法』著者)とフェリックス・ノイロイター(アルペンスキーのワールドカップ・チャンピオン)が出ていて、これは完ぺきにいけると感じたよ。たぶん見ればすぐに、理論的であることは理解できるし、なんでこれに気づかなかったのかと思う。
我々プロには大きな課題がある。どれだけ選手を疲れさせず、練習させるかだ!
これが重要なポイントなんだ。
練習は一日8時間続けていたいけど、それは不可能だし、だからボールを使わずにできて、プレーにつながる練習をいつも模索していたんだ。
実は、ここ数年いろいろな方法を検討しても見つからずに何かいい方法はないかと探していたんだ。
それでようやく見つけたよ! これまでは単なる運動しかしていないけど、週に一度のライフキネティックで鍛えていくよ。
ライフキネティックは、素早く確かな動きが要求されるチームには、完璧な練習方法だ。
ライフキネティックを理解するには、まず体験して楽しむことだよ!