キャビンアテンダント
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新型コロナウイルスの感染拡大によって、前代未聞の経営不振に喘いでいる世界各国の航空会社。海外の大手航空会社では次々に大規模な人員削減を実施しているが、その一方で、日系の航空会社は今のところ大規模リストラには至っていない。日系航空会社と外資系航空会社の違いを現役キャビンアテンダントに聞いた。(清談社 北条マサ子)

外資と日系では
CAの待遇が大きく違う

 アラブ首長国連邦のドバイに拠点を置くエミレーツ航空、オーストラリアに拠点を置くカンタス航空など、世界中の航空会社で大規模なリストラが行われているが、日系航空会社のキャビンアテンダント(CA、客室乗務員)たちはこの状況をどう見ているのだろう。

「もちろん、いつ大規模なリストラが始まってもおかしくないと思って皆、覚悟しています。また、経営陣の間で従業員解雇の話が出ているといううわさもたびたび回ってきます。ただ、日系航空会社は雇用がしっかり守られているので、今すぐの大規模なリストラはないと思っています。この先どうなるかは分かりませんが……」

 そう話すのは、大手日系航空会社に勤める現役CAの佐藤涼子さん(33・仮名)。CA歴は約10年で、客室全体の責任者であるチーフパーサーも務めるベテランだ。