実は、この「気合2時間で片づけた」という成功体験が厄介ものです。これが、部屋の良い状態を作り、キープする上で大きな足かせとなっています。このタイプの人は、「自分の成功体験はまったく筋違いのもの」だということをまずは知ってください。

 今回は、「スイッチが入れば片づけられる」タイプの人がつまずきがちな3つのポイントから、悩み解消に必要なアクションを解説します。

気合で片づける人のNG言動(1)
「こまめに片づける習慣」を目指してしまう

 2時間もの間、散らかった部屋と向き合って、取り急ぎなんとかできてしまう人は、その片づけの方法はさておき、すばらしい集中力の持ち主であるのは間違いありません。これまでにもいろいろな局面で、集中力を発揮してものごとを乗り越えてきた方が多いのではないでしょうか。

 集中力の高い人ほど、地味な片づけの習慣化が難しいという側面があります。いざとなればやれる、と思うと、こまめに片づけなくても良いような気がしてしまうのでしょう。最初から習慣化を目指すやり方は自分には向いていないのだと、まずは腹をくくってください。

 後に述べますが、気合でやっつける片づけ作業には、ムリやムダが多いもの。今のままのやり方で最初から習慣化を目指すのは、そういう意味でも悪手です。