コロナで激変!#13
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コロナ禍の下で行われる2021年入試はかなり特殊なものになりそうだ。ただでさえ、来年の受験生は新テスト移行で対策に苦慮しているのに、新型コロナウイルスのことまで考えなくてはならない。過去のイレギュラー入試も参考にしながら、徹底的な情報収集で事前準備は万全にしておきたい。本特集『コロナで激変!大学 序列・入試』(全14回)の#13では、21年の大学入試対策を考える。

「週刊ダイヤモンド」2020年8月8日・8月15日合併号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

不透明要因が重なる21年入試
新テストとコロナに備えよ

 もともと、2021年の大学入試は「センター試験」が「大学入学共通テスト」(以下、共通テスト)に代わるなど、入試改革によって新入試へ移行する初めての年だった。受験勉強では過去の出題傾向を研究するのが王道だが、新しいテストだから過去問がない。手探りでの対策を強いられ、21年入試はただでさえ「例年より大変」といわれてきた。

 そこに、新型コロナウイルスというさらなる不透明要因が重なってしまったのだから、来年の受験生はたまったものではない。

 思い起こせば、今年行われた20年入試もコロナの影響で大混乱だった。ちょうど受験シーズンの2~3月に感染が拡大し始め、国公立大学では後期日程を中止したり、私立大学では振り替え受験の実施をしたりと、特別の入試対応が行われた。過去にも上図の通り特別対応の入試が実施されたことはあるが、いずれも混乱を招いた。

 残念ながらコロナのワクチンや治療薬の供給にはしばらく時間がかかりそうだから、来年の入試も混乱を覚悟しておく必要がある。

 ただし、情報武装しておけば、その混乱を軽減できるはずだ。特に6つの“急所”を押えておきたい。