コロナで激変!#9
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来春の大学入試はコロナ禍で「安全志向」が高まり、偏差値が高くない入りやすい大学の志願者が増える可能性が大きい。だが、就職では高偏差値の難関大学に比べ、いまだに不利になりやすいのが現実だ。そこで、。本特集『コロナで激変!大学 序列・入試』(全14回)の#9では、 低~中偏差値でも、年収700万円以上の有名企業に就職実績を持つ大学をリストアップした。

「週刊ダイヤモンド」2020年8月8日・8月15日合併号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

偏差値は中堅以下でも
有名企業への就職実績がある大学とは?

 2021年の大学入試は、新型コロナウイルス感染拡大による学業の遅れなどの影響で、確実に合格できそうな大学を狙う「超安全志向」になる可能性が高い。同じく安全志向となった20年の入試では、偏差値が高く、いわゆる“一流企業”への就職率も高い、「早慶上理」「MARCH」「関関同立」が軒並み志願者数を減らした一方で(立命館のみ増加)、偏差値50~40台の拓殖大学や東京工科大学、日本工業大学といった大学群が志願者数を2桁も伸ばした。21年の入試でもこの層の大学に注目が集まるかもしれない。

就職活動
偏差値が低めの大学であっても、就職活動のサポートに熱心なところは就職に強い Photo:AFLO

 だが、大学は単に入れば終わりでなく、その先の就職も重要だ。残念ながら日本企業の就職ではいまだに学歴主義がはびこり、偏差値上位のブランド大学が圧倒的に有利だ。それでも、よく見てみると偏差値がそれほど高くなくても有名企業への就職実績を着実に残している大学はある。

 そこで今回、偏差値では中堅以下に属するのに、年収700万円超の有名企業に10人以上の就職実績を持つ大学をリストアップした。入試はそれほど難しくないのに、年収700万円以上の有名企業に入社できる低~中偏差値大学は、レバレッジ(てこの原理)が利いている“おトク”な大学といえるだろう。