今年はさまざまな行事が延期されたが、アップルの新型チップ「M1」が搭載された「MacBook(マックブック)」は予定通り発売された。まじめな話、新型MacBookは史上最も静かというだけでなく、ノートパソコンに関する全ての積年の不満を解消する製品だ。これまでのノートパソコンはサハラ砂漠でも冷やそうとしているのかと思うほどファンがうるさく、手のひらはパソコンの熱で汗ばみ、バッテリーの減少も速かった。17日発売の新型の「MacBook Air(マックブック・エア)」(999ドル~、日本では10万4800円~)と「MacBook Pro(マックブック・プロ)」(1299ドル~、日本では13万4800円~)によって、そうした問題は孫に語る過去の苦労話になるだろう。しかも、だからと言ってスピードが犠牲になっているわけではない。いずれも今年春に発売されたばかりの前機種と比較してむしろ速くなっている。
新型MacBook、M1チップで長年の不満におさらば WSJ記者レビュー
省電力チップのおかげで発熱がなく静かで、バッテリーも長持ち
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