コロナ禍の今年、大勢で集まる忘年会の開催は難しい状況にある Photo:PIXTA
12月がやってくる。忘年会のシーズンである。
忘年会といってもさまざまで、部署で集まって居酒屋で飲食をし、途中と最後に何人かがスピーチをする、といった標準的なものから、大勢で集まり社員も芸を披露し、場合によっては本物の芸人などを呼んで盛り上がるパーティーのようなもの、1軒目は軽くお食事し、2軒目、3軒目と飲み明かす……みたいな昭和風の忘年会までいろいろある。
さて、今年はどうか。新型コロナウイルスはいまだに終息しないから、大勢で集まってワイワイ盛り上がったり、朝まで飲み明かしたりするような忘年会は行われないだろう。
しかしながら、いわゆる忘年会ではないかもしれないが、仕事ぶりに大きな変化のあった一年を振り返り、状況を整理した上で、来年以降、どのように仕事を進めていけばよいかについて、全員で考えを共有する機会を持ったほうがよいのではないか。つまりは、忘年会が「本来果たしていた機能」について、なんらかの形で達成することが求められるのではないかと、強く思われるのである。
