演繹法経営は帰納法経営が浸透した組織では困難がつきまとう。それでも経営トップはやり切らなければならない
演繹法経営は帰納法経営が浸透した組織では困難がつきまとう。それでも経営トップはやり切らなければならない Photo:AFLO

 日本企業が、デジタルによる産業変革の波にいよいよ本腰を入れ始めた。あらゆる業界で経営トップ自らが旗を振り、変革への一歩を踏みだしているのは素晴らしいことだ。

 しかし、そうした企業の経営トップと直接話すと、そこにはまだ迷いがあるようだ。未知の事業機会をどう探索するのか。既存のビジネスモデルをどうイノベーションし、変革するのか――。ほとんどの経営トップにとって初めての経験だから、不安は大きい。

 そこで、本連載で今まで提示してきた企業変革のプロセスをおさらいしてみよう。