◎ふつうの会社員でも10年あれば、気づいたときには1億円!
小型株は伸びしろが大きいわりに、目をつけている投資家が少ない。
それだけに、株価が何倍にも伸びる可能性をふんだんに秘めている。
大学時代に投資を始めた著者は、6~7年後に資産1億円を達成。
いまでは1銘柄だけでも億単位のリターンを得ている。
10万円から株式投資をスタートしたとしても、
収入から生活費を除いた分を追加して投資額を増やしていけば、
1年で資産100万~200万円は十分狙える。
すると銘柄の選択肢が広がり、資産を急角度で増やせる可能性がアップ。
資産1000万円くらいで壁にぶつかりがちだが、
この壁を突破すれば10万円を100万円、
100万円を1000万円に増やした感覚で“億り人”に近づける。
ベストセラー『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』の刊行から1年。
『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 実践バイブル』として、
小型株集中投資のテクニックを全公開!
人は知らないうちに
周りの人の真似をしている
人は周りの環境に影響を大きく受ける生き物です。
周りのみんなが勉強している進学校や塾に放り込まれた学生は勉強する可能性が高くなり、周りのみんなが勉強しない学校に放り込まれた学生は勉強しなくなる可能性が高くなるでしょう。
これは社会人になっても同じです。
周りがみんな「お金がない」「評価されない」と愚痴ばかり言う環境に身を置けば、自分もその人たちと同じような思考や行動になりがちです。
逆に「できない理由よりできる方法を考える」「どうやってお金を増やすか考える」という人たちばかりの環境に身を置けば、自分もそう考えるようになります。
ここで質問です。
あなたと一緒に過ごす時間の長い人を上から順に5人挙げてみてください。
家族・会社の同僚・友人・ビジネスパートナーなど、具体的に名前を書き出してみましょう。
次に、その人たちの考え方・口癖・お金や時間の使い方・趣味嗜好なども、具体的に書き出してみましょう。
きっとそれは、あなた自身の考え方・口癖・お金や時間の使い方・趣味嗜好と近いのではないでしょうか?
「一緒に過ごす時間の長い5人の平均年収が自分の年収」とも言われたりしますが、年収だけでなく考え方や口癖なども、一緒に過ごす時間の長い5人の平均に近づくものだと思います。
こうした現象は脳科学的にも証明されており、自分の行動と他人の行動を結びつけて理解する働きがある「ミラーニューロン」という脳の神経細胞が、無意識のうちに自分の身近にいる人の真似をするそうなのです。
なぜ真似をするのかと言うと、それは「生存率を上げるため」といわれます。
「とりあえず周りの人と同じようなことをやっていれば、死ぬ可能性が低い」というプログラムが脳に書き込まれていて、身の回りの人の真似をするように働くということです。