11月度の業績が前年比で悪化した企業ランキング【ワースト30・完全版】指標の詳細はこちらを参照

 ワースト1位はANA(全日本空輸)の国際線、2位はJAL(日本航空)の国際線だった。コロナ禍によるインバウンド(訪日外国人)の蒸発で、両社は壊滅的なダメージを受けている。航空業界のみならず、インバウンドの蒸発はレジャー業界、ホテル業界にも悪影響を及ぼしている。

 そして、「居酒屋チェーン」業界も全体的にかなり厳しい状況にあるが、さらに追い討ちをかけるような事態が起きている。年末年始のかき入れ時における政府からの「営業時間の短縮要請」だ。

 東京都は12月14日、飲食店などへの営業時間短縮要請の期間について延長を決定。当初12月17日までとしていた期間を2021年1月11日まで延長することに決めた。その他にも大阪府や愛知県などを含む11都道府県が飲食店などを対象に時短営業や休業を要請した(12月14日当時)。

 そして、1月7日には東京・埼玉・千葉・神奈川の1都3県に2度目の緊急事態宣言が発令された。さらに1月13日には大阪、兵庫、京都のほか、栃木、岐阜、愛知、福岡の合わせて7府県が対象区域として追加された。

 今回の宣言では、飲食店に「営業時間は午後8時まで」「酒類の提供は午前11時〜午後7時」などの要請が出されている。これに伴い、多くの居酒屋チェーンにおいて12月度・1月度の業績が大打撃を受けることが予想される。

 109社計120指標の11月度月次業績データをさらに詳細に分析したこちらの記事では、前年同月比の31業界ごとのランキングと全31業界別の天気図を掲載している。

 また、連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」では全31業界の動向を明らかにしているので、こちらも参照していただきたい。