不動産、マンション価格への
新型コロナウイルスの影響は未知数

 誰しも損はしたくないでしょうから、Bさんの気持ちはよくわかります。しかし、不動産、ひいては今後のマンション価格に新型コロナの影響がどのように出てくるのかが全く予測できません。

 昨年11月の時点で、都内のマンション価格は下落していないものの、リモートワークなど労働者の働き方が変われば価格に影響が出ることは頭の片隅に入れておくべきでしょう。

 また、住みたい街などニーズの変化により、マンションの価格が変わることもありえると認識すべきでしょう。

 気をつけたいのが、これからBさんが購入するマンションも経年劣化するということです。Bさんは現在36歳、今すぐには購入しないとのことなので、40歳までにマンションを購入した場合で考えてみましょう。

 60歳で仕事を辞めたときは最小で築20年、65歳だと築25年、45歳の購入だと60歳時では最小で築15年、65歳時で築20年となります。

 ご自身、あるいは妻子が購入したマンションに住まなかった場合、賃貸に出されると書かれていますが、いざ自分が住もうとなったときに、劣化が進んだ中古マンションに住むことができるでしょうか。その状況を納得できるかが心理的に心配です。