資産1億円の作り方#4
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大学時代に家庭教師のアルバイトで稼いだお金を元手に投資をスタート。特集『資産1億円の作り方』(全19回)の#4では、「1年以内に株価が3倍以上になる小型株」に集中投資するスタイルを築き、26歳でベンチャー企業を辞めて独立した遠藤洋氏に、勝てる投資家になることができたその極意を聞いた。(ダイヤモンド編集部編集委員 藤田章夫)

分散投資するのではなく
小型株に集中投資した方がいい理由

――遠藤さんが書かれた『小型株集中投資で1億円』では、10万円から始めるとありますが、どのように投資を始めればいいのでしょうか。

 このステージにいる方は、練習でいろいろな株に触ってみると同時に、自分の本業から得られた収入やボーナスを追加投資していきましょう、というイメージです。ここで最初からETF(上場投資信託)などだけで進めてしまうと、1億円に到達することは難しいですよね。まずは節約を心掛け、余ったお金を投資に回し、1銘柄に投資して100万円を目指すことにフォーカスすべきです。

――100万~1000万円が次のステージだと書かれていますが、ここでの注意点は。

 数百万円を運用することになるこのステージが、一番大変です。投資人口が最も多く、挫折しやすいステージですね。ここでも1銘柄への集中投資が理想です。3銘柄ですとどうしても注意力が分散しますし、「三つのうちどれかが値上がりするだろう」という甘えが出てしまいます。ですが、1銘柄ならば言い訳ができません。

――一方で、リスクが高そうですね。

 実際のところ、1銘柄でも3銘柄でもリスクはそう大して変わりません。ならば、きちんと管理できる1銘柄にしましょうということです。そして、きちんと継続することが大事です。確かに100万円を投資した株の株価が20%下がれば20万円の損失ですので、決して小さな金額ではありません。ほとんどの人は資産が減ることを嫌がりますが、あくまで、その時点を切り取っただけにすぎません。

 そもそも株は増えたり減ったりを繰り返しながら伸びていくものですし、株価が2倍3倍になりそうな銘柄を買うことを目指しているのを忘れてはいけません。

――買った株がこの先、確実に上がると分かっていればいいのですが、そうではありません。