免疫力の嘘#10
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花粉症患者は目や鼻を触りがちなので、新型コロナウイルスの感染リスクが高い。加えて頻繁にくしゃみやせきをするため、コロナにかかれば周囲への感染源になりかねない。特集『免疫力の嘘』(全13回)の#10では、自分と周りの人を守るための、コロナ時代における花粉症治療の最前線、ホームケアなどを紹介する。(ダイヤモンド編集部 野村聖子)

コロナの症状を見逃さないためにも
今年は万全の花粉症対策が必要

 今年も花粉症のシーズンがやって来た。すでに中部地方から西はスギ花粉が飛び始めており(日本気象協会による)、症状が出ている人も多いだろう。

 花粉症の典型的な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどだが、中には新型コロナウイルス感染症と見分けがつきにくいものもある。

 昨年の花粉症シーズンに、「これ、コロナでは?」と心配になった人もいるのではないだろうか。

 だからこそ「今年は例年以上に花粉症治療をしっかり行ってほしい」と、大阪大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学助教の前田陽平医師は勧める。

 第一の理由は、花粉症患者はその症状によって目や鼻をこすったり、マスクの着脱の際など、そうでない人よりも顔を触る機会が多く、それによって新型コロナウイルス、インフルエンザ、風邪などの感染症を引き起こすウイルスに感染するリスクが高くなるからだ。