野村聖子
#21
東海地方の中学受験における2025年最大のトピックスである、愛知県立中高一貫校4校の誕生。地域の受験事情だけでなく、学校間の格差にも影響を与えそうだ。東海地方エリアの中学受験動向を読み解いていく。

国内製薬5番手(売上高ベース)の中外製薬がなぜ時価総額で業界トップに君臨できているのか。2024年からCFO(最高財務責任者)を務める谷口岩昭氏が重視する財務指標や製薬企業の企業価値を株価として顕在化させるための戦略を解説。研究開発投資の戦略に加え、今後、構造改革が必要と考える部門についても明かしてもらった。

2027年に売り上げの約半分を占める主力薬の特許切れが迫る、国内製薬3位のアステラス製薬。この危機を回避すべく、8000億円という巨額買収で手に入れた後継薬候補が次々悲報に見舞われ、2年後に直面するパテントクリフ(特許の崖)を前に正念場を迎えている。

#98
塩野義製薬は2023年、20年ぶりに大規模な希望退職者募集を敢行した。リストララッシュの製薬業界で今必要とされている人材、そして自身の後継に求める資質は何か。社長就任17年を迎える手代木功会長兼社長CEOを直撃した。

#95
製薬業界は2023年に続き、24年も希望退職者募集が相次ぎ、寒風が吹きすさんだ。24年の製薬リストラに見られた異変、そして25年以降にリストラに踏み切る可能性の高い会社の特徴を明らかにする。

#6
ジェネリック医薬品(後発薬)業界関係者の間で、再編後に生き残る会社は約190社のうち「30~40社」といわれている。ジェネリック医薬品業界で5年後に生き残る会社の条件を分析する。

#5
ジェネリック医薬品(後発薬)業界で東和薬品と双璧をなす沢井製薬は、小林化工と日医工に続き、品質不正の当事者となった。信頼回復が求められている同社を傘下に持つサワイグループホールディングス(HD)は、長引く医薬品不足で国からの再編の圧力が高まる中でどう立ち回るのか。サワイGHDの澤井光郎会長兼社長グループCEOを直撃した。

#4
薬不足を打破する一手として、国はジェネリック医薬品(後発薬)業界の再編を求めている。現在約190あるといわれている後発薬メーカーは何社まで減るのか。覇者になるのはどこか。業界再編予想図を大公開する。

高額報酬に見合う働きをしているとは言い難い、武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)。しかし当初の“公約”だった任期10年を超えて在任する可能性もある。

#3
医薬品メーカーは国民の命と健康を守る使命がある。にもかかわらず、ジェネリック医薬品(後発薬)業界は大手の日医工や沢井製薬までも品質不正に手を染めており、企業個々の問題では片付けられない。なぜジェネリックメーカーでこれほど品質不正が多発し、薬不足に陥っているのか。問題の核心に迫る。

#1
ジェネリック医薬品メーカーの小林化工は2021年、品質不正問題による行政処分を受けた。これを受けて親会社のオリックスから送り込まれた外様の社長は、健康被害を出すまでに至った品質不正問題の根底にあるものを目の当たりにした。歴代幹部によって綿々と受け継がれてきた「パワハラ文化」である。

武田薬品工業の直近のリストラや人事は、米国企業化への加速が透けて見える。このタイミングで米国へ完全に軸足を移すのは正解なのか。米大統領選挙後、製薬業界はどんな影響を受けるのか。

武田薬品工業のリストラの全貌が明らかになってきた。ダイヤモンド編集部では、労働組合と会社との協議内容が記載された社内文書を新たに入手。今回のリストラに対して、社員が不安を募らせる「不適切面談」をめぐる組合と会社の攻防をお届けする。

#19
歯学部には付属病院が併設されており、病院の業績も大学経営に影響を及ぼす。歯学部を持つ私立大学財務ランキングの第2弾では、付属病院をはじめ医療事業での採算性を表す「医療収支比率」ランキングをお届けする。

#18
長年の不人気により歯学部が大学経営を圧迫し、一部の私立大学で財務状況が著しく悪化している。「貧すれば鈍する」で、経営が傾けば教育の質が下がるばかりか、最悪の場合は学部廃止の憂き目に遭うリスクも否定できない。歯学部を持つ私立大学財務ランキングの第1弾として、企業の経常利益率に当たる「経常収支差額比率」ランキングをお届けする。

#17
何の知識もつてもなく、患者が一個人で良い歯医者・治療を見極めるのは難しい。良い歯科医師に出会うにはどうすればいいのか。歯科医院を経営するベテラン歯科医師3人が本音で語った座談会の後編をお届けする。

#16
Googleクチコミが高評価でも「危ない歯科医院」の特徴、超人気医院のクチコミが星1.9の低評価になる謎【歯科医師覆面座談会・上】
超人気歯科医院でも、インターネットの口コミ点数が低評価の場合がある一方、点数が高くても危ない歯科医院もある。ネット口コミを見極め、自分に合った歯科医院を探し当てるためにはどうしたらいいのか。歯科医院を経営するベテラン歯科医師3人による座談会の前編をお送りする。

#14
「歯科医院がコンビニエンスストアより多い」「一部の歯科医師はワーキングプア」といわれ続け、今や歯学部はすっかり不人気学部となってしまった。学生に敬遠されるようになった結果、一部の私立大学歯学部は存亡の危機にひんしている。淘汰リスクが最も高いのはどこか。私立大17歯学部「淘汰危険度ランキング」の2024年最新版をお届けする。

#12
全額自己負担で100万円前後の治療費がかかる歯列矯正。名医とはいわずとも、“外れ”には絶対にかかりたくないものだ。初回相談の場でダメな歯科医院や歯科医師を見抜くために、絶対尋ねるべき「二つの質問」がある。

#11
歯科医師の半数以上は開業医だが、そのほとんどは経営を学んでいない。そこで頼るのがコンサルティング会社であり、中でも船井総合研究所は「歯科コンサルの雄」となっている。多くの歯科医院の経営を軌道に乗せてきた一方、歯科医師の中には「船井総研否定派」も多い。
