コロナ禍で、学生の就職活動と企業の採用活動は大きく様変わりした。その顕著な例は「オンライン面接」などのオンライン化が一気に進んだことだろう。そこで、20年度の就職・採用活動とオンライン化の現状について、人材採用活動のコンサルティング業務を行っているプレシャスパートナーズの高崎誠司社長に語ってもらった。(談/株式会社プレシャスパートナーズ代表取締役社長・CEO 高崎誠司、聞き手・構成/ダイヤモンド編集部 山本猛嗣)
就職・採用活動は
「オンライン面接」が普及・定着
コロナ禍に振り回された20年度の学生の就職活動と企業の採用活動を振り返りますと、特筆すべきことは、言うまでもなく「オンライン説明会」や「オンライン面接」などのオンライン化が一気に普及したことです。
これまでの就職活動・採用活動は合同説明会などのイベントが中心でした。それが相次いで中止となり、オンライン一辺倒になりました。
コロナ禍はしばらく収束しそうになく、当面、オンラインを中心とした企業の採用活動は続くでしょう。
この「オンライン面接」ですが、私はコロナ禍が収束したとしても、普及・定着すると思っています。