大手コンサル会社では、どこでもコロナ禍でテレワークが推奨され、オンライン会議が主体となっている。オンラインだと、気軽に会議が開催できるためか、会議の回数が増えている傾向にあるようだ。しかし、そもそもコンサルの仕事にそれほど会議は必要だろうか。(リポタ株式会社代表取締役、経営コンサルタント 中野豊明)
テレワークで
オンライン会議が主体に
秒読みかと思われた一都三県の緊急事態宣言の解除はどうやら2週間程度、延長されることになりそうだ(3月3日時点)。当然のことながら、緊急事態宣言が解除されたからと言ってコロナの不安が払しょくされるわけではなく、ワクチン接種が相当数進むまでは、テレワークを継続する企業も多くあるだろう。
テレワークによって会議もオンラインが主体になると、自らの存在感を示すためにどうやって有効な発言をするかに心を砕かねばならない。
しかし、ちょっと発想を変えることで、発言はなくともより有意義で効率的な会議ができないか考えてみたい。