労働法の新常識#予告Photo:South_agency/gettyimages

コロナ禍による勤務体制の激変、昨年の法改正などにより、今、労働法に関する常識は大きく覆っている。対策しているつもりでも、法律上は違反しており、社員から多額の賃金を請求されて倒産する会社が続出しているのだ。しかしながら、具体的に自社が置かれている状況を理解して対応している会社は少ない。そこで、特集『社長が知るべき!労働法の新常識』では、4月26日(月)から30日(金)までの全5回連載で、労働法務専門の向井蘭弁護士への取材を基に、経営者が覚えておかなければならない労働法について解説していく。(ダイヤモンド編集部 塙 花梨)

#1 4月26日(月)配信
モンスター社員「ベスト対応法」を弁護士が伝授、炎上しない!もちろん合法!

労働法の新常識#1Photo:PIXTA

 テレワークが進み、働かない“ぶら下がり社員”や、注意に応じない“モンスター社員”の存在が目立つように。だが、SNSでの炎上リスクもあるので、会社側も強く出るのは難しい。そんな中、会社側がリスクを負わずに対策できる意外な方法があった。

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#2 4月27日(火)配信
残業代の未払い請求で「2年後に倒産」も!?経営者が絶対知っておくべき重要判例3選

労働法の新常識#2Photo:PIXTA

 昨年4月の民法改正により、「賃金請求権の消滅時効」が2年から5年(当面は3年)に延びた。これにより、今から2年後になって労働者から過去3年分の残業代を一気に請求される可能性があり、中小企業であれば倒産の危機、大企業であっても大打撃となる。一体どんな会社が窮地に陥るのか。実際の判例とシミュレーションを紹介していく。

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#3 4月28日(水)配信
残業代の未払い請求を防ぐ「最新対応策」、払った“つもり”が落とし穴!

労働法の新常識#3Photo:PIXTA

 会社を倒産危機に追い込む、多額の未払い残業代請求が増えている。特に時間外労働の多い職種は、「残業代に見合った額を支払っているから大丈夫」だと高をくくっていたら大変なことになるだろう。経営者が未払い残業代請求による危機を脱することができる唯一の方法を解説する。

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#4 4月29日(木)配信
残業代を違法にならずに大幅削減できる!「完全歩合制」導入マニュアル

労働法の新常識#4Photo:PIXTA

 会社を倒産危機に追い込む、驚異の未払い残業代請求。しかし、向井蘭弁護士の提唱する「完全歩合制」を導入すれば、窮地を乗り越えることができる。そこで、完全歩合制の導入方法6ステップや適する職種、経営者・労働者双方のメリットについて説明する。

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#5 4月30日(金)配信
弁護士業界で今、「労働事件」が大流行!誰もが被害者になるカジュアル化の実態

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 コロナ禍の影響で民事裁判がオンライン裁判になっており、労働事件のカジュアル化も進んでいる。その理由や対策について、相談料の常識が変わったこと、大手新興法律事務所のトレンドなど、弁護士業界のあらゆる側面から紹介していく。

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