グローバル化の進展で、人気が高かった国際系学部。新設も相次いでいたが、新型コロナウイルス感染拡大によって海外留学ができなくなり、2021年入試では志願者数減が顕著に。だが、裏を返せば今はチャンスともいえる。特集『入試・就職・序列 大学』(全23回)の#22では、志願者数減、倍率ダウンを逆手に、狙い目の大学・学部を探る。(ダイヤモンド編集部 山出暁子)
新型コロナウイルス感染拡大で
留学できない!
グローバル化の進展に伴い、多くの大学が国際教養学部など国際系学部を設立した。その人気から偏差値も高く、看板学部となっている大学も多いが、コロナ禍で状況は一変。留学ができなくなり、海外交流も難しいことから、今年は志願者数が激減する結果になった。
だが、実はこの“人気凋落”が2022年入試でチャンスになりそうなのだ。ここでは、注目の国際系学部、36大学・42学部をリストアップした。本来、入るのが難しい人気学部の“逆張り”戦略を立てていこう。