カーガイであるリマック氏いわく、クルマ好きによるクルマ好きのためのクルマとして設計されたという。そのため重量配分は最も操作性に優れると導き出された、フロント48対リア52に設定。ドライブモードにはドリフトモードを搭載し、前後のパワー配分をそれぞれ0から100の間で調整可能となっている。
パワートレインは、大容量の120kwhバッテリーによって駆動するモーターを前後に2つずつ搭載。量産史上最もハイパワーな最高出力1914ps、最大トルク2360Nmを発揮することで、0 - 100km/h加速は1.97秒、1/4マイル(0 - 400mスプリント)は8.6秒と量産車最速タイムを記録している。最高速度も412km/hとEVであるにもかかわらず高い水準を誇っている。