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40歳で年収1500万円を稼ぐ会社員が経済的な独立を果たして早期リタイアする「FIRE」を実現するには、幾らためればいいのか。何歳になれば可能なのか。特集『資産1億円 本気で目指すFIRE』（全17回）の＃16では、家族構成や持ち家の有無など詳細にパターンを分けてそれぞれ試算した。（ダイヤモンド編集部 松野友美）
FIRE可能な年齢を年収別に試算
40歳で年収1500万円なら何歳？
経済的に自立して早期リタイアを目指す「FIRE」を達成した元会社員、実現したいと考える会社員が増えている。まだ達成していない者にとっての問題は、自分の年収、家族構成、資産運用の状況でなし得るのか、である。
そこでダイヤモンド編集部では、ファイナンシャル・プランナーで生活経済研究所長野の塚原哲所長の協力により、40歳で年収500万円、あるいは年収750万円、1000万円、1500万円、2000万円になる会社員（世帯主）のケースで、100歳まで生きる前提でFIREを実現できる年齢とその貯蓄額をシミュレートした。
年収別シミュレーションと注目ポイントの解説は本特集で5回の記事に分けて取り上げていく。
・40歳で年収500万円の会社員のシミュレーションと「教育費」
・40歳で年収750万円の会社員のシミュレーションと「貯蓄」
・40歳で年収1000万円の会社員のシミュレーションと「年金」
・40歳で年収1500万円の会社員のシミュレーションと「住宅ローン」（本記事）
・40歳で年収2000万円の会社員のシミュレーションと「節約」
今回は、40歳で年収1500万円の会社員のシミュレーションと、住宅ローンについて取り上げる。
