2021.1.10 弱小バス8社買収のホンネは?地方交通の再生屋・みちのりHDの代表を直撃 再生屋である経営共創グループのみちのりホールディングスは、赤字を抱えた東北のバス路線やローカル鉄道の事業者をどんどん傘下に収めてきた。人口が減る地方の交通に手を出して稼ぐことなどできるのか。同社CEOを直撃した。
2021.1.9 「半分はあと1年でつぶれる」地方交通崩壊の惨状を両備グループCEOが激白 両備グループ(岡山県)の小嶋光信代表兼CEOは、和歌山県のローカル鉄道や広島県のバスなど、地方交通の事業再生を手掛けてきた。地方交通の雄をもってしても、このままでは救いようがなく、「1年以内に半分は経営維持が困難になる」という。
2021.1.9 JR東海、リニア新幹線の開業延期を招きかねない「問題カルチャー」の正体 JR東海はリニア中央新幹線の2027年開業を目指してきたが、静岡県の水問題がこじれ、開業時期の延期が濃厚になっている。問題を深刻化させた原因は、表に出ているものだけではない。JR東海の「体質」が少なからず影響している。
2021.1.8 JRをしのぐ!知られざる「民鉄16社会」の内実と序列、東急も阪急も“身内” 鉄道の運行エリアがすみ分けされている大手私鉄16社では、事業が競合することはあまりない。それどころか、16社は部門や階層別に定期的に情報交換の場を設けるほど仲が良い。16社が集う「民鉄16社会」の内実と序列を説き明かす。
2021.1.5 JR6社「出世ルート&待遇序列」を図解、キャリアとノンキャリの格差構造 国鉄出身者が経営上層部にずらりと名を連ねるJR各社は、今なお官僚組織的な色合いが残る。そんなJRの「キャリア組・ノンキャリア組」構造とは?JR東日本、JR東海の社長人事で判明した「ある特徴」とは?JR各社の待遇ヒエラルキーとは?
2021.1.1 ゼネコン各社を待つ「需要減・単価減・コスト高止まり」三重苦の2021年 景気動向が他業界よりも遅れて業績に現れるゼネコン業界。コロナ禍での悪影響はまだ本格化していないものの、先行きを示す指標には「変化」が現れている。ゼネコン業界に及ぶ不景気の影響とは。果たして潤うゼネコンはあるのか。
2020.12.31 東急社長が断言「鉄道利用者減でも沿線で稼ぐ“私鉄モデル”は不滅だ」 ホテルや百貨店、不動産などの事業が鉄道事業の収入を上回る事業構造になっているのが私鉄の特徴。関東最大の私鉄である東急はその代表格だ。コロナ禍でJRが運輸収入の激減にあえぐ中、東急はインバウンドの落ち込みと観光の需要減少に足を引っ張ら…
2020.12.31 JR東日本社長が「駅と駅員の役割」大転換を宣言!ビジネスの起点に 首都圏の通勤需要と東北・北陸新幹線で巨大な運輸収入を稼いできた東日本旅客鉄道(JR東日本)に大試練が訪れている。コロナ禍での外出自粛や、リモートワークの浸透という新たな生活様式により、運輸収入が蒸発してしまったからだ。先細りする運輸…
2020.12.31 JRと私鉄、そろって巨額赤字転落でも再建手法に「違い」が出る理由 かねて、鉄道業界では人口減少で鉄道利用が先細りすることは予想してきた。しかし、コロナが変化のスピードを一変させ、JRも民鉄も今期は大赤字を抱える見通しだ。
2020.11.25 ゼネコン33社最新決算は「ある比率」を見れば受注高激減の明暗が分かる ゼネコン主要33社の最新決算は、受注高減少ラッシュとなった。コロナ禍の影響などによる民間企業の設備投資抑制や、ホテルや商業施設の苦戦がゼネコン業界にまで波及している。そんな中で各社の受注高は、「ある比率」で明暗が分かれた。
2020.11.2 JR本州3社「序列異変」で東海が売上高最下位に、利益最下位は?【決算報20秋】 JR本州3社における規模の序列はJR東日本、JR東海、JR西日本の順で定着してきた。しかし、2021年3月期通期予想でこの序列が崩れる。売上高見通しでJR東海がJR西日本を下回り、3社中で最下位になったのだ。利益の序列はまた別の異変が起きており、こ…
2020.10.26 大成建設トップ引責辞任の裏で、現場コロナ感染はさらに増えていた 『週刊ダイヤモンド』10月31日号の第1特集は「ゼネコン・不動産の呪縛」です。公共工事を巡る政治の呪縛、景気が沈めば逆回転する不動産の呪縛、業界序列の呪縛、人事の呪縛に迫ります。
2020.10.18 ゼネコン退潮は想定内で「コロナで早まった」だけ、戸田建設社長に聞く 準大手ゼネコン、戸田建設の今井雅則社長は、かねて国内工事量の頭打ちを見越していた。コロナ禍は流れを逆転させたのではなく、加速させただけという。ではゼネコンはどうやって生き残るのか。
2020.10.17 大手ゼネコンの「尻の毛まで抜く」地方漁り、飛島建設社長が苦言 中堅ゼネコンの飛島建設は2017年以降、事業の多角化や新規事業の開拓のために地方企業を買収している。地方の仕事に将来の成長戦略を描く一方で、乘京正弘社長は全国規模の会社が地方を食い荒らすやり口に苦言を呈する。
2020.10.17 スガノミクスで狙う「大型公共工事の目玉」、五洋建設社長に聞く 都心を中心とした大型再開発は踊り場を迎え、大手ゼネコンが準大手や中堅の仕事を奪いにくる中、準大手である五洋建設の清水琢三社長はこの競争に加わらず、海洋土木(マリコン)大手としての強みを発揮できる大型土木工事に期待している。清水社長…
2020.10.16 【竹中工務店・人事解明】創業一族が社長以外の幹部ポストを押さえる意味 非上場の竹中工務店は、7年前まで創業家の竹中統一氏が社長を33年間務めた。現社長は非創業家だが、創業家出身者たちが同社やグループ会社の幹部ポストに名を連ねている。
2020.10.16 リニア談合裁判でJR東海にかみ付いた鹿島と大成に「温度差」の裏事情 リニア中央新幹線の建設工事を巡る大手ゼネコン4社による入札談合事件で、鹿島と大成建設の独占禁止法違反を問う裁判が9月に全ての審理を終えた。法廷で発注者のJR東海にかみ付き、無罪を主張した両社の間には、意外な温度差が生じていた。
2020.10.15 【清水建設・人事解明】大出世する幹部が必ず赴任する「ある支店」 大手ゼネコンの役員・幹部人事において、清水建設は最も出世ルートが分かりやすい。大出世する者は、「ある支店」に必ず赴任している。
2020.10.15 鹿島建設がシェア5割の「データセンター建設」専門部署をつぶした理由 鹿島は大手ゼネコンの中でいち早くデータセンターの建設を手掛け、専門部署も持っていた。データセンターは、不動産投資家が熱い視線を注ぐホットな分野。しかし、鹿島はシェア5割を握ったにもかかわらず、専門部署をつぶしていた。
2020.10.14 【大成建設・人事解明】直近3代、社長に上り詰める者の「3つの条件」 大手ゼネコン5社の中で唯一、創業家出身者が経営陣に入っていない大成建設。かつては建築、土木、事務系など社長の出身畑は多様だったが、直近においては3代続けて「三つの共通点」がある。