米製薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(JJ)は21日、同社の新型コロナウイルスワクチンについて、1回目の接種から2カ月後の追加接種(ブースターショット)によってコロナ感染症に対する有効性が高まったとする臨床試験(治験)データを公表した。  米国を含む10カ国で実施された後期治験では、1回目の接種から2カ月後に2回目のワクチン接種を受けた被験者の間で、中程度から重度の症状を防ぐ有効性は75%だったという。米国での効果は94%で、JJはこうした違いの理由を説明していない。