世界を見据えたスポーティ5ドア。爽快な走りを追求!次の50年先を見据えた自信作、11thシビックが登場した。新型は世界累計2700万台を超える実績を背景に、ホンダならではの徹底的な“人間中心設計”。ボディはクーペライクな5ドアHB、エンジンは1.5Lターボ(182ps/240Nm)、6速MTとCVTを設定する。キーワードは「爽快シビック」である。
来年誕生50周年
11thモデルは“爽快シビック”
2022年、シビックは誕生50年を迎える。次の50年に向けてどうあるべきか?その答えが“爽快シビック”をキーワードに開発された11thモデルである。今回テストコースで試乗した。
エクステリアはハッチバックというよりクーペと呼びたくなる伸びやかなプロポーション。ボディサイズは全長×全幅×全高4550×1800×1415mm。個人的にはディーラーopのリアスポイラーを装着し、スタイリッシュさを強調したいと感じた。
インテリアは水平基調のシンプルでノイズレスなデザイン。内部の構造を隠した“アウトレットメッシュ”空調ルーバーが印象的だ。スッキリとした造形は、見た目だけでなくストレスフリーな運転環境に大きく貢献している。スイッチの触感/操作感、加飾のバランスなども吟味され、質感はプレミアム領域に足を踏み入れた。ただしセンターコンソール周囲の造形は、やや事務的な印象が拭えない。