夕食のメイン料理を7~10回分のサイクルで決める

 同じ料理が続くと自分でも飽きるし、家族からも「またー?」と言われる。かといって、ワンパターンにならないようにと毎日考えるのも大変です。さらに、せっかく頑張って作ったからといっておいしくできるか、家族から喜ばれるかはさらに別問題。そこでおすすめしたいのが“夕食のメイン料理を、7~10回分くらいのサイクルで決めてしまう”方法です。

 そのとき、お魚とお肉の献立数の差にあまり開きがないように、可能であれば、肉や魚もその種類を変えることを意識してみてください。自分が好きなもの、作りやすいもの、家族が好きなもの……こうした条件をクリアする料理というのは、そう多くはありません。逆に言えば、この点をクリアしていれば、食卓への登場回数が多くても喜ばれますし、献立を考えるなどの負担はかなり減ります。

 例えば、我が家の5歳児は塊の肉だと食が進まないので、ひき肉料理をよく作ります。同じひき肉料理でも「ハンバーグ(牛豚 or 鶏肉)」「キーマカレー」「シューマイ or 餃子(豚)」などお肉の種類を変える、お魚であれば「お刺し身」「鮭を使ったメニュー」などが家族のサイクルメニューに入ってきます。メインさえ決めておけば、副菜や汁物などは冷蔵庫にあるもので、そのときの余力次第で調整すれば良いのです。お休みなど時間があるときに家族がそろっている場でヒアリングして「我が家のサイクルメニュー」を決めるのも良いかもしれません。