ショートケーキvs大福はどちらが太りにくいか?

 カルボナーラは、チーズ、生クリーム、卵、ベーコンなど、血糖値を抑える「タンパク質と脂質」が豊富です。

 一方、和風パスタは、だしや醤油で味をつけていたり、めんつゆ風の味付けの場合には、砂糖やみりんが多く含まれていることがあります。タンパク質も概して少なめです。このことから、「カルボナーラ」の方が血糖値を上げにくいといえます。

 同じように考えれば、おやつには「ショートケーキ」か「大福」どちらが良いかもわかるでしょう。ショートケーキにはバターや卵、生クリームが使われていてカロリーが高いから選ぶなら大福、と思ってしまいがちです。しかし、ここでもポイントは「血糖値の上昇を抑制するタンパク質や脂質が含まれているか?」ということです。

 大福は、あんこ、まわりの皮、いずれも砂糖やでんぷんがたくさん含まれています。もしどうしても大福が食べたいときには、牛乳や豆乳などのタンパク質を組み合わせて。

 一方、ケーキなどの洋菓子は生クリームやバターという「脂質・タンパク質」が多めに含まれているので、大福よりも血糖値上昇は緩やかになります。

 また、「せんべい」もヘルシーで太りにくい、と勘違いされやすいおやつですが、糖質のかたまりですので、食べ過ぎにはご注意を。

 スーパーなどでは、糖質量を抑えた洋菓子や、アイスクリームなどが増えています。ときにはこういった「糖質オフ商品」を選んでみるのもいいでしょう。