コンビニで手軽に買える「タンパク質源」総菜

 普段なかなか取りにくい、コンビニでも手に入るタンパク質源のおすすめの3選は以下の通り。
 
(1)アサリ

 アサリに限らず、貝類は高タンパクで低脂質です。ダイエット向けの食材でもありますが、自宅で貝類を調理してまで食べるのはちょっとハードルが高いかもしれません。これまでなら外食でとる機会があったかもしれませんが、今は、その頻度も少ないですよね。ですが、貝類は、亜鉛などミネラルも豊富で、日常的に意識したい食材の一つです。

 亜鉛は、タンパク質合成など代謝にも必要とされる栄養素ですが、加工食品ばかりだと不足しがち。より良い選択肢の一つとして、アサリを始め、シジミやホタテなど貝類を積極的に取り入れてみましょう。

 たとえば、セブンプレミアムの「クラムチャウダー」であれば、パウチのままレンジで温めて食べることができますから、パンに添えるもよし、冷ご飯と一緒にレンジでチンして簡単リゾット風にするも良し。タンパク質の含有量自体はそう多くないものの、「アサリのお味噌汁」ならばもっと手軽に食事に添えることもできるでしょう。アサリは肝機能を高めるタウリンが豊富なため、飲酒習慣がある方にもおすすめです。

(2)牛肉

 自宅での登場頻度が比較的少ないお肉といえば、牛肉ではないでしょうか。部位によっては脂肪分を多く含むので気をつけたいところですが、赤身の部分は高タンパク質かつ鉄など多くのミネラルを含みます。

 最近、疲労感を感じる背景に鉄不足が指摘されることも増えてきました。鉄を多く含むものといえばレバー、マグロ、カツオなどが挙げられますが、自炊だと食べる機会が減りがちな食材です。それを考えると、牛肉は、高価ではあるものの、実は手頃で身近な鉄補給の食材かもしれません。

「ハンバーグ」「ビーフシチュー」「牛丼の素」などの慣れ親しんだメニューであれば、ガッツリ食べたい気持ちも充たしてくれるはずです。ただ、ひき肉を使ったメニューは、脂質が高くなりがち。ご自身の体調などに合わせて頻度を考えてみてください。