空き家を売るにしろ貸すにしろ、買い手・借り手が見つかるかどうかが最大の関門だ。特集『絶対安心!老後の住まい』(全9回)の最終回では、最近になって続々と登場している、自治体やベンチャーによる空き家向け新サービスをお届けする。(ダイヤモンド編集部)
利用しない手はない!
全て無料の「空き家バンク」
空き家を売るにしろ貸すにしろ、買い手・借り手が見つかるかどうかが最大の関門だ。通常は地域の不動産会社(仲介会社)に依頼し、不動産市場に物件情報を流す。
ただ、低額な物件は成約しても仲介手数料がわずかなため、不動産会社が引き受けてくれないこともある。
買い手・借り手へのアプローチでは、並行して自治体が運営している「空き家バンク」に登録するとよい。登録など全て無料だ。積極的な広告活動はあまり期待できず、相手との交渉などは基本的に自ら行う必要があるが、利用しない手はない。
最近は空き家を対象にした新しいサービスが次々に登場している。