【良い人材の応募が増える求人広告の作り方！】販促アンケートで自社の強みを知る！

小さな会社や個人商店が今すぐ売上をあげようと思った時、どの販促ツールから作ればいいのか？『「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法　「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!』（ダイヤモンド社刊）では、販促コンサルタントの岡本達彦氏が、今すぐ売上をあげるために必要な「A4」1枚チラシを誰でもつくれる「マンダラ広告作成法」という新しい販促手法を公開。小さな会社が、今すぐ売上をあげられるすごい方法がわかると好評だ。本連載では、同書より一部抜粋、加筆して特別に公開します。

販促アンケートを取る対象を社員に変えることで、
求人広告が作れる

「求人広告を出したのに応募がない」とお悩みなら、販促アンケートをとることをおススメします。なぜなら、長続きしてくれる良い人材を集める求人広告が作れるようになるからです。

　では、販促アンケートとは何か？

　それは、通常のデーターをとるアンケートや悪い所を聞くアンケートとは違い、記述式で購入理由や不安などを聞き、その答えをそのまま使って広告を作ったり、対策を行って購入しやすくするなどして販売促進につなげるアンケートのことを言います。

　このようなアンケートは、通常のデーターをとるアンケートや悪い所を聞くアンケートと区別するために販促アンケートと呼ばれています。

　この販促アンケートですが、アンケートとる対象をお客様から社員に変えればそのまま求人広告も作れます。

　わかりにくいと思いますので、今回は「求人広告に載せるべき自社の強みの知り方」について説明しましょう。

商品の強みを知りたければ、
商品を購入してくれたお客様に聞いてみる

　具体的には「他にも似たような商品があったにもかかわらず、何が決め手となってこの商品を選んだのですか？」という販促アンケートの質問をします。

　この販促アンケートを聞くことで、他商品よりも良い部分、つまり商品の強みを教えてもらうことが出来ます。

　同様に、自社の強みを知りたければ、自社に入社してくれた社員に「他にも似たような会社があったにもかかわらず、何が決め手となって当社を選んだのですか？」という販促アンケートの質問をしてみましょう。

　この販促アンケートを聞くことで、他社より良い部分、つまり自社の強みを教えてもらうことが出来ます。

　例えば、この質問をして「自分と同世代の若い人が多く働いていて勢いを感じた」という答えがかえってきたとしましょう。

　ということは、「他の会社より若い人が多く勢いがあるのが強み」ということです。

　そうであれば、求人広告に「当社のおススメポイント：社員の平均年齢は30歳！若い人が多く勢いのある会社です！」と書いておけば、勢いのある会社を探している人には魅力的に感じるでしょう。

　また、この販促アンケートから求人広告を作る方法は、内容に嘘がないのでミスマッチがなく、入社した人は長続きしやすいというのもおススメのポイントです。

　この様に、販促アンケートから求人広告が作れますので、求人広告を出しているにもかかわらず、良い人材の応募がないなら販促アンケートをとることをおススメします（詳しくお知りになりたい方は『あらゆる販促を成功させる「A4」1枚アンケート実践バイブル』（ダイヤモンド刊）をご覧ください）。

　しかし、新しい会社でまだ社員がいないため、販促アンケートが取れないという方もいるでしょう。

　そんな方は、マンダラ広告作成法の2番目に考える質問「ライバルより勝っている所は？（こだわりや目新しさでもOK）」の周りに書かれている8つの参考キーワードをもとに考えてみてください。

　自社の強みにつながるヒントが、きっと見つかると思います。