――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米製造業界は金利上昇やドル高、世界経済の減速による影響を実によく切り抜けてきた。だが少なくとも一部のメーカーは、この状態を継続できない見通しだ。  米供給管理協会(ISM)が3日発表した9月の製造業景況指数は50.9と、8月の52.8から低下したが、業況拡大・縮小の分かれ目である50は28カ月連続で上回った。S&Pグローバルが発表した米製造業購買担当者指数(PMI)も同じように、先月の製造業活動の拡大を示した。