本当にあったピンチを救ってくれた小さな「奇跡」

 私には、ご神仏にピンチを救ってもらったことが何度もあります。

 ある時は、原稿の締め切りに遅れそうな時に、お願いして助けてもらったこともありました。

 それまで、締め切りはどうにか自力で乗り切ってきたのですが、その時は必死にがんばっても間に合わなかったのです。それで、

「お不動さま、どうしても締め切りに間に合いません。助けてください!」

 とお願いしました。

 すると翌日、印刷所のメインコンピュータが故障するという事態が起こりました。

 その復旧に時間がかかるため、締め切りが1日延びることになったのです。

 でも、おかげで私自身の原稿も間に合い、発行日は当初の予定と変わらずに出版でき、ホッとしたのでした。

 そしてもうひとつ、新婚時代のわが家に起きた小さな「奇跡」をご紹介しましょう。

 私は得度(僧籍を取得すること)の2年前に学生結婚をしましたが、新婚当時のわが家は経済的に大変苦しい時期もありました。

 本当に、にっちもさっちもいかなくなった時、家で神さま仏さまに「生活費が足りません。何とかしてください!」と祈ったのです。

 すると、その直後のことです。夫の仕事関係の人が、「新たに仕事を依頼したい」と前金をもって、遠方より突然アパートの前まで来てくれたのです。

 あの時は、ご神仏は本当に願いを聞いてくれるのだとびっくりしました。

 このように私たちのすべてを見ていて、現実的に助けてくれるのがご神仏の導きなのです。

 そんなことが当時からポツポツと起き、私はご神仏の存在をどんどん近くに感じるようになっていったのです。